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山行報告書

山 名

奥白尾山(1667m)

(岐阜県郡上市)

形態

雪、個人日帰り山行

目的

360度の展望

2万5000分の1地図 那留 大鷲

参考:こんなに楽しい岐阜の山旅100コース 美濃下P72:続ひと味違う名古屋からの山旅P124

山行期間

2008年3月22日(土) 快晴

コースタイム 時間 分

3月22日

小牧発6:00→一宮木曽川IC→白鳥IC→養鱒場をすぎカーブを回り込んだ先の 空地に駐車8:00;8:15発―登山口9:10頃?―南西尾根出合い(カワズ洞国有林の 立て看板あり)10:15―白尾山11:10―奥白尾山12:20;13:00発―白尾山13:35 登山口15:00—駐車地15:50

・しらおスキー場入口をうっかりして阿多岐ダムまで行って引き返す。栃洞の橋を渡り大きくカーブしてまたカーブするところから養鱒場への細い林道にはいる。養鱒場への林道は川沿いに下りて行き、雪はないが、広い方は分岐したすぐ上から凍結した雪が現れる。駐車した地点より上も、雪はなかったが、植林帯にはいり出てくる。

・ この林道は、上部まで除雪車がはいっているが、全面凍結しており、路肩に数十センチの壁ができている。南面で雪の融けているところもある。午後になって暖かくなると、除雪された部分はすべて地面が現れた(雪だまり以外は融けた。)。

・ 登山口は、作業小屋があり、左カーブを回った所の切り株に白尾山登山口の木札があった。林道はまだ続いている。林道から植林地にあがると、雪で踏み跡はわからない。小さな流れがあって、そこを横切っていくと少し大きな沢がある。ここを辿り、左手の支尾根らしい支尾根に取り付くのがもっともらしいと思ったが、参考文献の「小さな沢の右手の植林帯を登っていき」とあるので、最初の流れに沿って直登する。急な斜面に雪が乗っており、杉の根元には空間ができているので、踏み出すたびに腰まで沈む。悪戦苦闘で進まないことおびただしい。泣きにはいったところ、左手に尾根の丸みが現れてきたので、左手側に数十メートル、トラバースする。こちらもやはり急斜面だが雪がほとんど着いてなくて格段に歩きやすい。重い足を引きずりつつ、笹が出てきて、と、思い掛けなく境界見出標が現れ、支尾根に出た。薄い踏み跡があり、雪もまばらで茂みもない。10分もかからず、南西尾根に合流する。カワズ洞国有林の看板のある所である。休憩。積雪量は写真参照のこと。

・ 白尾山山頂は南東方向だけ展望がきかないが、南側へ下りるところで平家岳方面等見える。

・ 奥白尾山山頂は360°のすばらしい展望である。

・ 奥白尾山山頂で、休憩中、地図を照らし合わせていると、鷲ヶ岳方面(写真参照)一番右は目で見るとどうしてもピーク(個人的見解では、ピークは鞍部があって突き出ているもの)のように見える。地図ではコブなのに。それに手前の緩やかな稜線に足跡がついているように見えるし、俄然、今のところが奥白尾山の山頂か疑問が湧いてきて空荷でその稜線まで歩く。やはり、突き出たところは、尾根通しのコブであった。

帰り、反対側からの奥白尾山の風格ある姿を見て、カメラを山頂に置いてきたことを大変、残念に思った。

・ 帰途は、カワズ洞国有林の看板から境界見出票のある支尾根を下り、朝の合流点に着いたが、そのまま、見出票が続いているので支尾根を下る。踏み跡は続いているが、尾根の形が不明になる頃には、はっきりしなくなる。が、植林帯と雑木林の境界になっている。右手斜め下に作業小屋の屋根が見える頃、植林帯を斜めに下ると登山口の林道にでる。尾根をそのまま下って行くと林道に当たらず登り返すはめになる。

・ 林道に出て、休憩、作業小屋の脇裏をみると朝には気がつかなかった看板がある。そこは上に述べた少し大きな沢筋の横で造林公社の看板である。もう登り終わって注意してみた訳ではないが、どうやら、やっぱり、ガイドブックでいくと、そこを辿り、左の支尾根に取り付くようだ。この支尾根は、雪がついて歩きやすそうな感じだった。が、時間的に言えば、プレパブの作業小屋を過ぎて林道のカーブ地点から右手の植林地にはいり、植林と自然林の境を辿る境界見出票の尾根を辿る方が歩く距離は短いと思われるし、薮もない。

・ 注:この報告は、未完成のまま、かなり置きっぱなしになっていたので、その後の記

憶は保証の限りではありません。2008年5月30日、記。