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山行報告書

山 行 報 告 書

個人山行

小野

目的山・山域

羊蹄山(1,898m)

山行日

2008年7月21日(月)

メンバー

小野、会員外友人1名

交通手段

レンタカー

行 程 (倶知安コース~真狩コース)

半月湖野営場(5:30)→二合目(6:20)→六合目(7:25)→九合目(9:20)→羊蹄山避難小屋(10:00~10:40)→真狩コース・大火口(父釜)分岐(11:30)→山頂(12:10)→真狩コース・大火口(父釜)分岐(13:00)→真狩コース九合目(13:30)→六合目(14:20)→四合目(15:00) →羊蹄自然公園(15:50) 計10時間20分

感 想 ・ メ モ

☆ 天候は曇り時々晴れ。行きの倶知安(比羅夫)コースではガスがかかっており、全く展望は拝めず。

☆ 九合目から、時計とは逆回りに進路をとった。ここまでは、花もちらほら咲いている程度だったが、九合目まで来ると一気に増え、星が池の手前の斜面にはエゾカンゾウが咲き誇っていた。お鉢巡りに入ってからは、時折ガスの切れ間から青空が覗く。

☆ 避難小屋で昼食を取っていると、ここで栃木からの二人組にいきなり声を掛けられ、比羅夫コースから来ましたよね?と問われる。どうやら彼らは半月湖野営場でテント泊していたらしく、そこにレンタカーでやってきた私達を確認していたとのこと。(他のいくつかのグループもチェックしていたらしいが)彼らは真狩コースから上がって来て、下山コースを比羅夫に取りたいが為に、相手を探していた模様。私も下山は真狩コースを希望しておりバスの時間等も調べていたので、意思が一致。お互いレンタカーの旅行者であったのと、話の筋から、悪戯される事はないだろうと判断し、車の鍵を交換する。

☆ 避難小屋から真狩コース九合目分岐、左直進の斜面、そしてお鉢巡りの火山縁、火山壁には、イワブクロ、エゾカンゾウ、イワギキョウ、チシマフウロ、クルマユリ(大群生)、エゾノツガザクラなど、白、黄色、オレンジ、紫、薄紫、ピンクなど色とりどりの高山植物が見られて大満足。

☆ 大火口(父釜)のコルに出てしばらくすると、ガスが流れて父釜の全容が見えた。火口の大きくて美しいカーブ。火口内壁はイワブクロの薄紫が綺麗だった。

☆ 山頂を過ぎ、北山の手前で栃木の二人組と別れる。母釜を右手に見つつ分岐へ戻る。ゆっくりお鉢巡りが出来たが、父釜を一周するのに一時間半程要し、倶知安コース九合目の分岐から避難小屋経由、父釜一周に、休憩も含め三時間四十分もかかってしまった。時間を取り過ぎた感があるが、特に火口付近の高山植物が美しいので余裕を持った山行計画を立てた方が良いと思われる。

☆ 下山の真狩コースではガスも晴れ、真狩村が見えた。

☆ 栃木の二人とは携帯で時折連絡を取り合い、先に下山していた彼らは、真狩コースの登山口である羊蹄自然公園まで、下山した私達を迎えに車を回してくれた為、そこでレンタカーの交換をすることが出来た。

☆ 下山後は五色温泉(500円)を利用。