山 名 |
猿ヶ馬場山( 1200m地点まで、敗退) 地図:平瀬( 1/25000) |
山行日時 |
2009年3月28日 天気 晴一時曇り |
参加者 |
夏目、加藤、伊賀井、磯山 |
行 程 |
帷子( 4:30)→ 白川八幡神社 (6:50 ~ 7:10 ) ~ 宮谷林道( 11:10)~ 1200m地点( 12:00 ~12:10) ~ 宮谷林道( 12:30~13:00) ~ 白川八幡神社( 13:45~14:00) → 帷子 (17:30) |
費 用 |
高速料金(美濃加茂~白川郷): \ 2000 (\1000× 2) ガソリン代 \6000 計 \8000 |
メモ
この2,3日寒の戻りで、山にも新雪が積もったようだ。期待しつつ本日より
\1000で乗り放題になった高速を利用し白川郷に向かう。神社裏の登山口で
積雪約10 cm 林道を歩き出すが、ほんの少し行くと重機が道を塞ぎ通行止めの
看板、山腹が削り取られている。駐車地点まで戻りルートを検討、西側の沢筋より
取り付くが行き詰まり、藪こぎで通行止めの上部に何とか出る。
調べたルートは宮谷林道までは谷を忠実に詰めるようになっており、林道を少し下り
大きな堰堤の脇からその谷に入る。しばらく進むと谷は藪が茂り進み辛くなり
ルートを探っていると、左上方が切り開かれ道らしくなって沢状に灌木帯が続いて
おり、そちらにルートを取る。しばらくは直登で、やがてジグザグにだんだん斜度が
増し何か変だと、地図、コンパスで確認する。先ほどの地点で、本来の谷から左側の
支沢に入ってしまったようだ。トラバースで戻ろうと試みるが、藪が酷そうで諦め
このまま沢を詰め尾根から宮谷林道に出ることにする。新雪が30~50と増え
斜度が益々きつくなり、ラッセルが辛い。スキーでは登行不可となり、最後は
坪足ラッセルで何とか尾根上に登り着く。ここまで3時間以上、体力も消耗し
頂上は諦めるが何とか帰雲山まではと、再びスキーで尾根上を宮谷林道へと向かう。
今日の雪は湿雪でシールに団子になってくっつきスキーが重く滑らず、苦行が続く。
予定の3倍の4時間で宮谷林道に出会う。夏目さんはここで待つとのことで、
1時間後に戻ることをめどに3名で先に進む。帰雲山の遥か手前 1200m地点で
時間切れとなり、重い新雪を一滑りし宮谷林道で待つ夏目さんの元にもどる。
立派な食事会場が用意されており、暖かい飲み物と食事で鋭気を回復する。
大休止の後、慎重にルートを確認しながら大分重い新雪を滑り降りる。
下部は地図にない林道を辿ると、朝入り込んだ谷の入り口に滑り降りる事が出来た。
そこから徒歩約10分で、工事中通行止め地点を慎重に通過し(1名はずり落ち)
駐車地点に無事帰還。
改めて、読図の大切さを実感し、GPSの欲求が増した1日でした。