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山行報告書

山 名

糸瀬山(1867)

地図 木曽須原 1/25000

山行日時

2009年6月27日(土) 天気 晴

参加者

磯山

 

行 程

6/27  犬山(3:50)→ JR中央線須原駅(5:40〜5:50) 〜

ショウブ平(6:40) 〜 胸突八丁上1200m(7:20)〜

青ナギ1800m(8:30 ) 〜 糸瀬山山頂(ノロシ岩)(8:40 〜 9:10)〜 胸突八丁上(10:00)〜 ショウブ平 (10:35)

〜JR中央線須原駅(11:10 〜 11:25)→ 犬山(13:40)

費 用

 

高速代 ¥700(往路のみ)

ガソリン代 往復 220k

 

メモ

当初、ショウブ平まで林道を車で登るつもりであったが、早立ちして時間に余裕が

有りそうなのでJR須原駅より歩くことにする。駅前の空き地に駐車し、早朝の為

か人ひとりいない町中を登山口のある駅裏の鹿島神社に向かう。ガイドブックに

あるとおり杉の巨木の袂より踏み跡が山中に続いており、これを辿る。

ほとんどの登山者は、ショウブ平よりスタートする為か登山道はしっかりしているが、

枯れ枝や倒木が多く、最近人が歩いた形跡はない。急登の尾根を乗っ越し少し下ると

林道に出会いショウブ平に到着。林道を上がると糸瀬山登山口の大きな道標と登山届け

の箱が設置されている。胸突八丁の道標のある急登より広葉樹の巨木(ガイドブックに

よるとトチ、ブナ、ナラなど)におおわれ、気持ちのいい道だ。また、セミと思われ

る鳴き声(カナカナに近い初めて聞く音)が、にぎやかである。マムシ坂の道標を過ぎ

標高1500m辺りより登山道はササに覆われる上、倒木が多くなり、足下に気を

配りながらの登行となる。ササのやぶこぎにうんざりした頃、青ナギの大ガレに出る

今まで濃い樹林に遮られていた展望が開け、中央アルプスの稜線が望まれる。

青ナギより一登りでツガ、モミの樹間に巨岩の堆積する山頂部に到着。巨岩の一つに

小さな石柱が立てられており、ここが山頂らしい。樹木に遮られ展望は全く無い。

反対側に少し行くと、一際大きくノロシ岩が聳えている。アルミ梯子が掛けられ、

さらにその上にタイヤチェーンがぶら下がっている。「この梯子は○○の所有であり

事故があっても一切責任は負いません」との旨、注意書きの看板が地面に落ちている

(置いてある)。ここは自己責任で登ることにし、カメラと細引きを持ってアタック。

おっかなびっくりで岩上に出るとすばらしい展望、青ナギからは見ることが

出来なかった木曽駒方面まで見通せる。岩に馬乗りになり、写真撮影し即、下岩。

頂上付近に戻り食事を摂るが、ハエや虫が飛び交い落ち着かない。中でもクモの

様な得体の知れない異様な虫(ダニの一種?)が手に張り付き気持ち悪い。

(下山途中にお腹に、帰路車の中で足にへばり付いていた)と言う訳で早々に下山。

他に登山者は下山途中1パーティ2人に合っただけで、静かな山行でした。

又、単独であったため、体力テストのつもりで早歩きを心がけた結果、標高差

1320mをガイドブックのコースタイム、登り4時間35分、下り3時間10分に

対し、2時間50分、2時間でこなす事が出来た。