山行報告書 (記録 中森)
日 時:2003年 9月7日(日)
目 的 地:宇賀渓 蛇谷から竜ヶ岳(1099m)へ沢登り
地 形 図:(1/25000)竜ヶ岳
行 程:
DATE PLACE HEIGHT NOTE
4:00 羽黒駅出発
5:15 四日市(友人宅)着
6:30 宇賀渓駐車場出発 250m
6:55/ 7:10 白流橋 入渓点
7:15 魚止め滝
350m
7:45/ 7:50 蛇谷出合い(つばめ滝) 水量多い
8:35 チョックストーンの滝
9:45 右から650mの沢合流 650m 涸れ沢だった
11:15/11:20 850mの二又 850m 左に入る
11:44/11:55 950mで沢を外れ西へ 950m 長袖、手袋着用
12:15 中道の1000m付近に飛び出す 1000m 膝から背丈ほどの笹藪
12:25/13:30 竜ヶ岳 1099m
15:30/13:35 裏道登山道入り口 320m
16:05 宇賀渓駐車場 250m
17:00 湯ノ山温泉湯の山温泉へ 入浴
17:50 湯の山温泉~友人宅へ
21:00 帰宅
メンバー:岩佐太一・中森真紀枝・他1名
共同装備 :ロープ9mm×45m
1(岩)、カメラ(岩)、コンロ(岩)、食器(岩)、ツエルト(友)、
ガス1(岩)、バイル(岩)、ハーケン各種(岩)、ヌンチャク 10(岩)
個人装備 :行動食
1、予備食 1、水 1L、ヘルメット、ハーネス、スリング、カラビナ他、
沢シューズ、 登山靴、薬品、地図、コンパス、懐中電灯、雨具、
長袖(ヤブ用)、手袋(ヤブ用)
例会山行の沢登りが中止となり、「残念!」とあきらめていたが、岩佐君より「友達と沢登りに行くけど、良かったら一緒に行きませんか?」と声をかけていただき、今年も大好きな沢登りをすることができた。
朝4
時に羽黒を出発。四日市の岩佐君の友達さん宅経由で、目的地の宇賀渓に向かう。駐車場から30分ほど歩き、沢に下りて身支度を整えると、胸がわくわくしてきた。登り始めて5分、魚止めの滝。30分程登ると左に燕滝、右に五階滝が現れる。蛇谷(右)へルートを取る。登り出すと次々と現れる滝、ん~ん、どの滝も素晴らしい景観! 思わず足を止め、見とれてしまう。どこから登ろうかと思案していると、「ゆっくりしてられませんよ~。上にはどれだけでも滝があるから先に進みましょうか~!」と声がかかる。なるほど登っても登っても滝、滝、滝。とにかく滝が多い。600m地点までは滝の連続だった。チョックストーンあり、100m程の長いゴルジュあり、・・・いつのまにか胸まで水につかり、頭から滝のシャワーを浴びながら進んでいく。体もザックもずっしりと重い!スタミナも切れて、最初の勢いはどこへやら・・・滝がなくなり、岩がゴロゴロした所をしばらく行くと同じ位の水量で沢が二又に分かれるが左へルートをとる。高度計とコンパスで位置を確認する。バッチリとのこと!またしても滝がいくつかあり、やがて沢はだんだん細くなり、青空が広がり、正面に丸い山が見えてきた。朝から深く暗い沢を登っていたのでずっと太陽を見ることがなかったが、今日はすごいいい天気だと気づく。最後は、背丈より高い笹のやぶこぎが待っていた。15分位だったが、これが一番きつかった!
竜ヶ岳の頂上には12:25着。30名位の人でにぎわっていた。天気もよく、展望は良かった。帰りのルートは裏道より。駐車場まで約2時間半。湯の山温泉で汗を流し、帰宅した。大好きな滝、見るだけでも満足なのにこんなにたくさんの滝を登ることが出来て、し・あ・わ・せ!沢登りって本当に楽しい!!変化いっぱいで次に何が出てくるのかな?とワクワクしながら進んでいくのが何ともいえない。来年も登れますように!!