山行報告書
日 時 |
平成15年10月3日~5日 |
目的地 |
黒部 下の廊下 |
参加者 |
加藤 伊賀井 浦久保 牧 野田 会員外 3名 |
行動内容
10/3 別山谷の残雪により、開通していないとの情報のもとに、阿曾原小屋からピストンのつもりで入山した。
20:00犬山発~21:00美濃で他のメンバーと合流~0:30宇奈月道の駅
10/4 宇奈月~欅平まで黒部峡谷鉄道 土曜の朝1番とあってか観光客は少ない。欅平で準備、いきなりの急登が水平道の分岐まで続く。仕合谷のトンネル内は思ったより水が少なく、ポリ袋なしでも通過可能であった。
水平道から急な下りをすぎると、目の前に阿曾原小屋と湯煙が見える。
小屋、テント場の受付後、別山谷の様子を問い合わせる。丸太で梯子をかけ上部から通過できるように工事したとのこと、計画変更し黒四に向かうこととする。宇奈月に駐車した車の回送を伊賀井くんにお願いし、さっそくビールで乾杯。
7:32宇奈月~8:47欅平~9:05欅平~9:45分岐~11:35仕合谷~
12:30堰堤トンネル~14:05阿曾原小屋
10/5 本日の行程は長いため、4:30に小屋を出る。1時間ほどで仙人ダム宿舎に着く、ヘッドランプの明かりで行動した後、突然の立派な建物と蛍光灯の明るさに初めてのメンバーはびっくり。吊り橋を渡り核心部、三日月峡、十字峡などポイントでは撮影タイム、心配していた別山谷の残雪は想像以上に安定しており、上部へ抜ける梯子のおかげでスムースに通過できた。だんだんと谷も広くなり、のんびりと黒四ダムに向かう。扇沢では伊賀井君が到着、車のすぐ横で濡れたテントを干してくれていた。
4:30小屋~5:30仙人宿舎~7:40十字峡~9:30別山谷~11:50内蔵助出合~12:50ダム底~13:40黒四ダム
メモ
下の廊下、旧日電歩道について
水平歩道は関西電力の責任で維持、管理されているとのことである。
昨今自然破壊の元凶としてダムがやりだまにあがり、長野県知事の「脱ダム宣言」をもっともなことと思いつつ、仙人ダムや黒四ダムがなければこの旧日電歩道は存在せず、まして開通期間10月上旬から11月上旬の約1ヶ月だけの為に、全コースの維持補修を考えると我々は大変な贅沢な山旅をしたのかもしれない。
使用装備
品名 |
数量 |
品名 |
数量 |
品名 |
数量 |
品名 |
数量 |
5人用テント コッヘル 医薬品 |
1 1 1 |
コンロ 食料 ピッケル |
1 2 1 |
ランターン ラジオ
|
1 1 |
8mmX30m シュリンゲ カラビナ |
1 3 3 |
走行距離 730km 高速道路 美濃~荘川1,850円・白川~黒部3,000
・豊科~土岐4,450円
トロッコ+トロリーバス 宇奈月~欅平 1,440円・黒四ダム~扇沢 1,260円
駐車料金 宇奈月駐車料 1,700
宿泊 阿曾原小屋8,200円・テント料(風呂込)800円・ビール500円